世界大会でメダルを取った元日本代表が考える「準備と自信」
- 2018.12.21
- ブログ
明後日に迫った全日本セパタクロー選手権大会
実は今回の大会、僕が大学を卒業して以来ずっと組んでくれていた日本代表選手が第一線を一時離脱したので、
今は現役は引退しているが、何度も国内大会で優勝したことがある元日本代表選手にジョインしてもらい、
なかなかお互いチームメイトの仕事も忙しい中、大会に向けて共に練習をしてきた。
その中で今回、僕にとってとても響いた言葉があったから、このブログに書き残しておきたい。
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その元日本代表の彼とは、日本代表だった期間が被ったことがなく、
僕ももう一人のチームメイトも彼と今まで一緒に練習したことが無い。
そんな中、僕らがすべきことはとにかくコミュニケーションを取ることだと思って、
・仕事が忙しい中でなかなかチーム練習ができなくても、一人ひとりができること
・チーム練習で合わせられる時間には、何を優先して練習するのか
・練習での反省点の共有
そういった事を中心に僕からも発言して、大先輩の実力を引き出しチームとフィットさせようと試みていた。
しかし、グループで活動の報告をしている途中で言われた次の一言が僕には本当に響き、
それは彼が日本代表で第一線で戦い続け、優勝も何度もしていることを裏付けるのに十分な言葉だった
“しっかり準備して大会に臨もう。
やることやって、しっかり準備したという自信が大事だと思うから”
僕はまだ日本代表に返り咲けていないし、実力が全然足りていないことも自覚している。
だから、国内大会で結果を出すために、世界大会で結果を出すために、
僕個人がやらなければいけない練習が尽きることはなくって、
日々、チームが強くなるため、自分が成長するためにとにかく頭も使って頑張ることをしていた。
もちろん、一人ひとりができることや、何を優先して練習するのかとか、反省点の共有とかも大事なことなのはわかりきっている。
しかし、それをやった結果、自分たちがその直近の大会に対して満足の行くチームを作れるかどうかはわからない。
チーム力の部分を高めていった結果、ある程度良いチームになれるかもしれない。けど、
“そのラインまで持っていけなかった場合、それが自信につながるか?”と言うと、きっと“NO”だ。
僕はそういう気持ちの作り方が本当に甘かったんだなと思い知らされた。
けど、この一言をきっかけに大きく変われたと思う。
大先輩も、この準備を十分にできたという実感がなかった大会ではだいたい勝てなかったそうだ。
このマインド作りが当たり前な人なんていっぱいいると思うし、僕みたいにできていなかった人もいると思う。
スポーツに限らず、このブログを読んでくれた方の、目標への向き合い方の参考になってくれればと思う。
それでは、週末に駒沢で会いましょう!
大会スケジュールは以下を参照してください。
応援よろしくお願いいたします!!!
p.s.練習後にチームメイトと練習に来てくれた他チームの日本代表と焼き肉会
一緒に焼き肉したいアスリート、ファンの方、サポーターさん、スポンサーさん随時募集してます!!!
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